SIerって本当にスキルが身に付かないの?

6月 22, 2019

スポンサーリンク

Twitter界隈を巡回していると、”SIerはエクセル、ワードスキルしか身に付かない”、”SESでSIerに行くのは最悪だ”、とちらほら目にするので、

「webエンジニア SIer スキル」でググってみた。

出るわ出るわWebエンジニアとSIerの比較記事。

・元請けにはプログラミングをする人はいません。

・実際の作業は全て外注なのでスキルを付けるたいなら二次受け以下が良いです。

・まずは無料のプログラミングスクールを受講してWebエンジニアになりましょう。

これらの文言がどこのサイトでも出てきます。

これを見た私の感想としては、アフィリエイターが素人をカモにプログラミングスクールへの誘導に必死だなと。

プログラミングは良くも悪くもパソコン1台あれば出来ます。

入り口の敷居が極端に低いんですね。それを良いことにプログラミングスクールへの高額な紹介料(アフィ)、スクールから中小企業への紹介料、こんなビジネスが横行している訳です。

ブログ経由でもなんでもスクールに1人紹介すれば数万円もらえるところもありますからね。ボロい商売です。

“プログラマなら年収一千万を目指すことが出来ます”という記載すらありました。

目指すだけなら誰でも、何の職業でも出来るからww、というのが率直な感想です。

30代で世帯収入ではなく個人で年収1,000万を超えている人なんて1%程度しかいないようですから。(多少誤差はあるにせよ、10%もいないでしょう)


https://heikinnenshu.jp/tokushu/1000manwariai.html#chapter4

上記の割合にはいわゆる医師や弁護士等の高給取りだって含まれているんですから、プログラマで年収1,000万なんて本当に一握りだということが分かりますよね?

あとSIerというものを一括りにしすぎです。

私はかれこれ4年ほどインフラエンジニアとしてSIerに派遣社員として就業しているのですが、自分のスキルが低いと思ったことはありません。

プログラミングは出来ませんが、色々なサーバ機器、ネットワーク機器、ストレージ機器、VMware製品、バックアップ製品、オンプレミス環境とクラウドの連携、遠隔地のDR構成、BCPの設計等々が出来ます。

色々な機器を触った経験がありますので、1人でサーバ機器やネットワーク機器、ストレージ機器等を組み合わせて1つのシステムを組み上げることも出来ます。

(あくまで基盤部分が主担当なので、その基板上で動かすアプリケーションやシステムはWebエンジニアが作るお仕事ですが)

しかも様々なベンダーの製品を触った経験があるので、外資系のベンダーに就職しようと思えば普通に転職できると思います。

とはいえ皆さんのイメージ通り外注することも多くあります。

でも大きく勘違いしていることが一つあります。

私がPMをやるときに外注するのは、既に自分が出来るものや、枯れた技術を使うときだけです。

一時期仮想化基盤や、ハイパーコンバージド、クラウドが流行りだした頃、それらは全て自分でやっていました。

最近ではもう一通りマスターしたので自分じゃやりません。だって出来るもん。

既に各ベンダーから次に流行る製品のセミナーやハンズオンを受け、そちらの案件であれば自分でやるつもりです。

とは言えこれは私の就業先であるSIerが商社系ということもあり、様々な製品を取り扱っているからこその環境です。

中途未経験では絶対に入れない会社です。

派遣社員だからこそ上手いこと潜り込めたのです。

しかも扱う機材が数千万、数億単位ですので、プログラミングと違って気軽に勉強できるシロモノじゃありません。

私が持ってるスキルはIT未経験者が学習するにはハードルが高いんですよね。

冒頭のブログに出てくるような金融系や官公庁系メインのSIerではやはりエクセル、ワードがメインなところもあるでしょう。

Webエンジニアだって簡単な作業でスキルが伸びないと悩んでいる人も多くいます。

結局は自分で良い環境を掴めるかどうかなんですよね。

・プログラマとして高収入を目指したいという人はSIerには行かない方が良いのは同意です。

・何かサービスを作って世の中に提供したいという人はプログラミングが出来ないと駄目だと思います。

・サラリーマンとして高収入を得たいならSIerに行くのは有りだと思います。

・SIerだろうがWeb系だろうが、生き延びられるかは結局自分次第です。

私の思想としては、

・プログラミングがしたい訳じゃない。人並み以上に稼げればそれで良い

・IT業界が稼げないなら別の業界でも全然良い

・将来プログラミングが出来ないと生き残れないとも思ってないし、稼げるうちに稼ぐスタンス

・仕事はあくまでプライベートを充実させるための手段。高稼働で高収入は嫌

というスタンスで頑張っていたら、業界未経験の頃は年収260万ぐらいでしたけど、今では年収700万を超えています。

サラリーマンとしては十分な領域まで来ました。

月間の稼働時間も150時間程度ですし、プライベートの時間も十分です。

みなさんにはもう一度よく考えた上で選択して頂きたい。

・なんでも良いからお金を稼ぎたいのか

・サービスを作りたいのか

・本当にプログラミングがしたいのか

数年先の事に絶対なんて無いんだから、今自分が求める未来に近づく努力だけしていれば良いのではないでしょうか。

スポンサーリンク